和文機関紙「平和文化」No.179, 平成24年1月号
「収蔵資料の紹介」コーナー

宣伝ビラ「日本国民に告ぐ!」

■ 期間:平成24年4月5日(木)まで
■ 展示している資料:宣伝ビラ7点(うち複製資料1点)、宣伝ビラが入っていた爆弾型ケース1点
 1945年(昭和20年)、米軍による日本本土への空襲(くうしゅう)が本格化すると、爆弾や焼夷弾(しょういだん)などのほかに、大量の宣伝ビラが日本各地へ散布されるようになりました。 これは米軍による心理作戦で、ラジオ放送を伴ったものもありました。
 当時、ビラを拾った人はそれを所持することは許されず、ただちに警察に届けなければなりませんでした。 原爆が投下される前に爆撃を予告するようなビラを見たという声もありますが、米国は原爆を事前の警告なしに使用することとしており、また、広島・長崎への原爆投下の予告ビラ等について確認されているものはありません。
広島への原子爆弾投下後に作成されたビラ/寄贈 馬場常好氏

広島への原子爆弾投下後に作成されたビラ
寄贈 馬場常好(ばば つねよし)

 「収蔵資料の紹介」コーナーでは、平和記念資料館で収蔵している約2万1千点の資料の中から、半年ごとにテーマを定め、展示替えを行っています。

(広島平和記念資料館 学芸担当)

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