和文機関紙「平和文化」No.179, 平成24年1月号

元広島平和記念資料館長 高橋昭博さんを偲ぶ

高橋昭博さん

高橋昭博さん

 昨年11月2日、被爆者で元広島平和記念資料館長の高橋昭博(たかはし あきひろ)さんが逝去されました。 享年80歳でした。
 高橋さんは旧制中学の2年生だった14歳の時、爆心地から1.4キロメートルの校庭で被爆。 数々の後遺障害に苦しみながらも、昭和26年から広島市職員として勤務し、昭和54年に平和記念資料館長に就任、昭和58年に広島平和文化センター事業部長に就任し、広島市の平和行政に深く携わってこられました。
 また、被爆後10年を迎えた広島で開催された第1回原水爆禁止世界大会で初めて世界に向けて被爆体験証言を行い、その後も国内外で証言活動を行いながら、粘り強く核兵器廃絶を訴えられました。 昭和46年からは平和記念公園を訪れる修学旅行生らに被爆体験を語る「語り部」の中心となって活動され、被爆体験の継承に力を尽くされました。
 高橋さんのご生前のご功績を偲(しの)び、心よりご冥福をお祈りいたします。

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