被爆体験記等の収集・整理・公開状況
国立広島原爆死没者追悼平和祈念館では、被爆の実相を後代に継承するため、 広島と長崎の被爆者の方が書かれた被爆体験に関する手記・日記・書簡、被爆者の遺族・友人が書かれた追悼記、また、これらが掲載されている図書などの収集に努めています。
  平成24年3月末現在、被爆体験記132,971編を収集し、体験記閲覧室で公開しています。
収集された被爆体験記等
  内訳としては、平成7年度に厚生省が収集した被爆体験記81,212編、平成17年度に厚生労働省が収集した被爆体験記11,766編、 独自に収集した被爆体験記1,935編、寄贈や購入による図書に掲載された被爆体験記38,158編があります。
  また、来館者の目的に応じて被爆体験記を容易に検索・閲覧できるよう、データベース化にも取り組んでいます。 被爆体験記一編一編を読み込み、執筆者の被爆場所や所属、登場する他の被爆者や場所などを整理して、システムに登録しています。 そして、体験記閲覧室の収蔵資料検索装置で、被爆者のお名前、被爆場所、年齢、学校名等様々な検索方法を提供し、来館者サービスに努めています。
  一部の体験記については収蔵資料検索装置やホームページでもご覧いただけます。
  なお、被爆体験記や図書の貸出し、複写サービスは行っておりませんので、体験記閲覧室内でご覧ください。
  被爆者証言ビデオについては、平成15年度から県外在住被爆者の収録を開始し、平成24年3月末現在、241名を収録しています。 被爆者の高齢化が進んでおり緊急性は高く、今後も継続して収録していきたいと考えています。
  国外在住被爆者については、平成19年度から収録を開始し、これまで韓国、アメリカ、ブラジル、メキシコ、オーストラリア、カナダ、アルゼンチン在住27名を収録しています。
  体験記閲覧室では、広島平和記念資料館が収録したものを含め1,147人の証言映像を公開しており、おひとりおひとりの証言映像を収蔵資料検索装置で視聴することができます。 映像の長さはお一人の証言につき20分程度です。
被爆体験記閲覧室

(国立広島原爆死没者追悼平和祈念館)

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