第2回 留学生と市民とのふれあいサマーコンサート
昨年8月25日(土)15時より、広島市留学生会館2階ホールにおいて、「第2回留学生と市民とのふれあいサマーコンサート」を開催しました。

前半は、広島県内唯一の女子高校生和太鼓(わだいこ)団、広島文教(ぶんきょう)女子大学附属高等学校和太鼓部の皆さん20人による演技でした。 この和太鼓団は創部18年の歴史ある団体で、その迫力ある音に聴衆は圧倒されました。
  後半には、太鼓の打ち方のデモンストレーションとミニレッスンがあり、留学生と市民の希望者がバチさばきを教えてもらいました。 司会をつとめたトルコの留学生は、チャッパという小さなシンバルを部員と一緒に鳴らしました。 最後に全員で一斉に太鼓を叩くと、その振動が会場中に響きわたりました。「気持ちを(ふる)い立たせる」という意味の「鼓舞(こぶ)する」という言葉がありますが、それをまさに体感できるコンサートでした。

初体験! 和太鼓を打つ留学生
後半は、エリザベト音楽大学大学院の韓国人留学生ソン・ミンジョンさんのピアノ演奏で始まりました。 ジャズ風の曲をメドレーで披露しました。
  続いて、インドネシア人の元広島大学留学生ウディヤント・テジョサソンコさんが、インドネシアと日本の歌を熱唱しました。 間もなく広島を離れていく気持ちを「会うは別れの始め」という歌詞にこめて見事に歌いあげました。 この方の本業はドクターですが、プロ級の歌唱力に聴衆は驚きました。 広島に対する感謝の思いと名残惜しい気持ちが客席にも伝わる、心温まるステージとなりました。 「楽しい時間をありがとうございました。心に残る一日になりました。いつも楽しみにしています。」という声が聴衆から寄せられました。

このコンサートには、100名に及ぶ留学生・外国人・市民の皆さんが参加し、音楽を通じて楽しい交流が生まれました。 次回のコンサートは2月23日(土)に開催の予定です。


(広島市留学生会館)

このページのトップへ ▲

〒730-0811 広島県広島市中区中島町1-2
TEL:(082)241-5246 FAX:(082)542-7941
e-mail: p-soumu@pcf.city.hiroshima.jp
Copyright(C) Since April 1, 2004. Hiroshima Peace Culture Foundation