島根県松江市と山口県山口市で原爆展を開催しました
本財団では、原爆被害の実相を伝え、核兵器廃絶への機運を高めるため、平成8年度から国内主要都市で原爆展を開催しています。
本年度は次の2都市で開催しました。
会場の様子(松江市)
【松江市】
期間:7月6日(金) ~ 11日(水) (6日間)
場所:島根県民会館
【山口市】
期間:8月2日(木) ~ 6日(月) (5日間) 場所:山口市民会館
会場では、被爆の実相や核兵器の現状を伝える写真パネルや被爆資料の展示のほか、市民が描いた原爆の絵の展示等を行いました。
また、被爆体験証言者の葉佐井博巳
(はさい ひろみ)
さんが松江市で、國重昌弘
(くにしげ まさひろ)
さんと森田節子
(もりた せつこ)
さんが山口市で証言を行いました。
2都市の開催で、約2,700名が来場しました。 両会場ともに多くの小学生や親子連れが来場し、真剣なまなざしで展示物を見たり、証言を聞いたりする姿が見られました。
来場者からは、「広島に行きたくてもなかなか行けないので、こういった機会を作ってもらってとてもありがたい」「子どもたちの未来に二度と同じことを起こさないようにしていきたい」などの感想が寄せられました。
(平和記念資料館 啓発課)
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