留学生と市民のふれあいコンサート&交流会

  2月23日(土)と5月25日(土)の午後2時より、広島市留学生会館2階ホールにおいて「留学生と市民のふれあいコンサート&交流会」を開催しました。

  2月の「冬のコンサート」の第1部は、「雅楽(ががく)(和)と西洋音楽(洋)のコラボレーション」がテーマでした。 ゲストに元ジャズシンガー木本(きもと)いず美さんと雅楽奏者2人のグループ「YAMATO」をお迎えし、(しょう)篳篥(ひちりき)の伴奏で「星に願いを」、「愛燦々」などの曲が披露され、木本さんの(みやび)やかな扇と着物姿に、留学生はみんなうっとりとしていました。
YAMATOの雅やかなステージ
  第2部の交流会では、留学生がマイクを持ち、1人ずつ日本語で自己紹介をしました。 その後、ティータイムとなりましたが、前日に留学生と市民ボランティアが一緒に作った美味しいクッキーとお茶が好評でした。 歓談後、ナイジェリアの留学生が、映像や写真を使って母国のことを日本語で紹介しました。 最後に、インドネシア留学生2人が、伝統衣装に身を包み、民族舞踊を披露しました。
  「雅楽の演奏は日本でもなかなか生で聴く機会がないので感動した」とか「馴染みの無い国に触れることが出来て良かった。」という声を参加者の多くから頂きました。
  5月のコンサートは、新入居者に歓迎の意を表わすためのイベントの1つでした。 コンサートでは、最初に、当会館で(こと)を習っている4人の中国人留学生が「涙そうそう」などの曲を浴衣(ゆかた)姿で演奏しました。 その後、エリザベト音楽大学大学院の中国人留学生がクラシック曲のギター演奏をしたほか、タイと中国人の留学生がジャズやタイのポピュラー曲を歌いました。
  交流会では、留学生の参加者が大変多く(14か国、48人)、テーブルごとに留学生が自己紹介をする時間を設けました。 ここでは、各自の勉強内容などを積極的に説明していました。 カンボジアのスイーツ(バナナ&スイートバジル入りココナッツミルク)やブラジルコーヒーを味わいながら、楽しく歓談しました。
  その後、ルーマニアの留学生が、流ちょうな日本語で、日本との共通点を挙げながら母国の紹介をしました。 交流会の最後は、ネパールの民族舞踊で締めくくりました。
  「留学生と友人になった。」、「タイ語で名前の書き方を教わった。」、「皆の一生懸命さに感動した。」などという声が参加者から寄せられました。
ルーマニアからの留学生が母国を紹介
  両コンサート・交流会には、約170名に及ぶ留学生・外国人・市民の皆さんが参加し、音楽を通じて楽しい交流が生まれました。

(広島市留学生会館)

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