広島市は、海外に六ある姉妹・友好都市ごとに「姉妹・友好都市の日」を設けて記念イベントを開催しています。
イベントの進行役は公募等で選ばれたヒロシマ・メッセンジャーの方が務めました。
大邱(テグ)の日
5月3日(土)から5日(月)まで、ひろしまフラワーフェスティバル会場で「大邱の日」記念イベントを開催しました。
主催―「平成26年度大邱の日実行委員会」(全18団体)
3日(土)は、記念セレモニーを行い、ステージでは大邱の日実行委員長、広島市長、駐広島大韓民国総領事館総領事が挨拶され、大邱韓日協会会長により大邱広域市長メッセージが代読されました。
文化・芸術の紹介では、北九州市小倉
(こくら)の韓国伝統学院の李
(リ)院長によるカヤグム(韓国琴)演奏と扇の舞、在日本大韓民国民団青年会広島県本部によるサムルノリ(伝統楽器を用いた韓国の農楽舞)の演奏と踊りを行い、来場者を魅了しました。
また、3日間を通じ、「韓国・大邱マダン(ひろば)」を設け、「大邱広域市観光紹介」、「韓服(チマチョゴリ)を着て記念撮影」、「自分の名前をハングルで書いてみよう」、「韓国家庭料理の販売」各コーナーは、家族連れや若い女性を中心に多くの方で賑
(にぎ)わい、韓国の文化を堪能していました。
期間中、約9,000人の来場者があり、催しは大変盛況のうちに終わりました。
ハノーバーの日
5月25日(日)、広島市留学生会館で「ハノーバーの日」記念イベントを開催しました。
主催 ― 「平成26年度ハノーバーの日実行委員会」(広島ハノーバー友好協会や本財団など12団体で構成)
ハノーバーと交流の深い上田宗箇
(うえだ そうこ)流茶道の体験、本場ドイツ製法のソーセージとドイツパンの試食、バウムクーヘンの試食、ルッチェラーゲ(2つのグラスに異なる酒等を注ぎ、一気に飲み干す。)を行いました。
またホールでは、セレモニーの後、ドイツ出身の渡邊カイ
(わたなべ かい)さんによるハノーバーの街の紹介と、広島ハノーバー友好協会の井内康輝
(いない こうき)会長によるハノーバーでの交流活動の報告を行いました。
その後「ドイツ音楽コンサート」では、3組のプロの音楽家が、ドイツにゆかりのある音楽を中心に素晴らしい演奏を披露しました。
最後に来場者全員で「野ばら」を合唱し、会場が一体となって終了しました。
このほか、ドイツ・ハノーバーの紹介展示では、ハノーバーからやってきた7人乗り自転車「カンファレンスバイク」の展示や、広島市とハノーバー市の交流の歴史に関するパネル展示、ハノーバー電車のペーパークラフト体験、ドイツ絵本の紹介・読み聞かせを行い、各コーナーとも大好評でした。
約320人の来場者があり、多彩なプログラムを通し、楽しくハノーバーやドイツへの理解を深めていました。