和文機関紙「平和文化」No.189, 平成27年7月号

「新着資料展」を開催しています

 広島平和記念資料館では、原爆被害の実相を伝えるための貴重な資料として、被爆者やその遺族が保存しておられる被爆資料の収集・保管に努めています。 平成25年度は、新たに48人の方から、1,003点の寄贈がありました。 その一部を展示しています。
 戦後70年が経過し、被爆資料や資料にまつわる詳細な情報の収集が次第に困難になっています。 資料館では、核兵器廃絶のため、原爆がもたらしたさまざまな被害を将来にわたり伝えていきます。 被爆資料の当館への寄贈について、ご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。
展示場所 広島平和記念資料館 東館地下1階 特別展示室
展示期間 平成27年3月18日(水)~12月2日(水)
展示する資料 平成25年度に寄贈された被爆資料等75点
祖父の遺品となった腕時計(寺岡雅義氏寄贈)

祖父の遺品となった腕時計
寺岡雅義(てらおか まさよし)氏寄贈

兄の遺品となった布製かばん(慶徳進氏寄贈)

兄の遺品となった布製かばん
慶徳進(けいとく すすむ)氏寄贈

(平和記念資料館 学芸課)

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