和文機関紙「平和文化」No.189, 平成27年7月号

海外からの来訪者が発信するメッセージ

―広島平和記念資料館芳名録より抜粋、日本語に翻訳したものを掲載しています―
タウス・フェルーキ/2015年NPT再検討会議議長
タウス・フェルーキ/2015年NPT再検討会議議長
広島で使用された原爆の脅威に大きな衝撃を受けました。
このような恐怖が世界の誰にも二度と起こることのないように決意を持って取り組みます。
(2015年4月3日)
ヘレナ・ドルノウシェク・ゾルコ/スロベニア共和国特命全権大使
決して再び起こってはなりません。
このメッセージを訴え続け、核兵器と戦争のない世界を実現するために行動し続けておられる努力に感謝いたします。
(2015年4月6日)
ヘレナ・ドルノウシェク・ゾルコ/スロベニア共和国特命全権大使
アンドリヤナ・ツヴェトコビッチ/マケドニア旧ユーゴスラビア共和国特命全権大使
アンドリヤナ・ツヴェトコビッチ/マケドニア旧ユーゴスラビア共和国特命全権大使
広島は、人類の野心の前に人命を選択するこということを知らなかった時代の兵器により、甚大な苦痛がもたらされたことを象徴する街です。
広島はまた、「平和」という唯一無二のメッセージを伝えるという意味で、原爆の犠牲者・生存者の博物館としての街でもあります。
マケドニアのスコピエ生まれのマザー・テレサは、広島を訪問し、平和に貢献することを誓いました。
私もまた、マケドニア大使として、世界平和と非暴力に貢献することを約束します。
(2015年4月6日)
エヴゲーニー・ウラジミロヴィッチ・アファナシエフ/駐日ロシア連邦特命全権大使
地上に常に平和がありますように。
ロシア・ソ連国民は平和の価値をよく分かっています。
大戦中に三千万人もの人命が失われたのですから。
(2015年4月14日)
エヴゲーニー・ウラジミロヴィッチ・アファナシエフ/駐日ロシア連邦特命全権大使
アルバロ・ガルシア・リネラ/ボリビア多民族国 副大統領
アルバロ・ガルシア・リネラ/ボリビア多民族国 副大統領
民衆に対して不当であり
命に対して非人道的
自然界において二度とおこしてはならない
(2015年4月15日)
キャロライン・ケネディ/駐日米国大使
(仮訳:原文は英語)
この地を訪問でき、厳粛な気持ちになると同時に光栄に存じます。
ここを訪れるすべての人々が、問題を抱えるこの世界で平和のために尽力する決意を新たにすることでしょう。
広島の人々の素晴らしいリーダーシップと道義的勇気に感謝します。
(2015年4月17日)
キャロライン・ケネディ/駐日米国大使

 

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