和文機関紙「平和文化」No.190, 平成27年11月号

広島平和学習セミナー(郡山)を開催しました

日時 ― 平成27年7月23日
場所 ― ビッグパレットふくしま
参加者 ― 学校関係者、教育委員会、旅行会社
 広島での平和学習プログラムを全国に紹介することにより、21世紀を生きる子どもたちが、一人でも多く広島を訪れ、ヒロシマを知り、平和の大切さを学ぶことができるよう、学校関係者や旅行会社などを対象として、広島平和学習セミナーを開催しました。 今回、福島県郡山(こおりやま)市が21回目の開催地となりました。
 セミナーには、福島県内から、24人が出席しました。
プレゼンテーション「広島での平和学習とその効果」
 原爆によって壊滅的な被害を受け廃墟と化した広島が国際平和文化都市として復興を遂げる様子や平和記念公園での学習などを紹介しました。 また、被爆体験講話、被爆体験記朗読会などのメニューや、広島への修学旅行の例を紹介しました。
プレゼンテーション「広島での修学旅行」
 広島平和記念資料館の入館者数による地域別の修学旅行の状況を紹介するとともに、福島県から広島への修学旅行のモデルコースの提案や、広島でできる体験学習を具体的に紹介しました。
プレゼンテーション風景

プレゼンテーション風景

被爆体験記の朗読実演風景

被爆体験記の朗読実演風景

被爆体験記朗読の実演等
 新たな体験型平和学習プログラムとして、被爆体験記や原爆詩の朗読会の開催状況を映像で紹介するとともに、朗読ボランティアによる実演を行いました。
参加者の声
 参加者からは、「平和学習として広島はやはり取り上げていくべきだと改めて感じました。最近は楽しさを重視する部分もありますが、学習は外せないものです。」、「朗読を聞き、いろいろなことを考えることができました。ぜひ本校生徒にも体験してほしいと強く感じました。」などの意見が多く寄せられました。

(原爆死没者追悼平和祈念館)

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