国際フェスタ2017
 平成29年11月19日(日)、広島国際会議場、平和大通り緑地帯などを会場に開催されたこのイベントは、今回で18回目を迎えました。
 広島市や近郊で国際交流・国際協力活動をしている市民団体や企業65団体が、異文化理解や地球環境、多文化共生、日本文化体験など38の多彩な事業を催し、過去最高の延べ約10,500人が来場しました。
 参加した外国人も日本人も、世界各国の文化に触れる1日となりました。 (主催―本財団。共催―独立行政法人国際協力機構中国国際センター、公益財団法人ひろしま国際センター、広島市)

トークショー「教えてボビー!ナイジェリアってどんなとこ?」
 ゲストスピーカーにタレントでナイジェリア出身のボビー・オロゴンさんをお招きし、ナイジェリアの暮らしや、ナイジェリアでのスポーツが果たす役割について語っていただきました。
 会場はあっという間に満席となり、ユーモアたっぷりのトークは最後まで会場を沸かせていました。 トークショーの参加者からは、「軽快なトークが面白かった。」「これまでよりナイジェリアを身近に感じることができた。」といった感想が寄せられました。
国際交流・協力活動の紹介
 市民団体等活動紹介コーナーでは16団体がブースを設け、それぞれの国際交流・協力活動について紹介しました。 このほかにも、公的団体やNGO、大学生、企業などがブースを設け、参加者は、展示を見て質問したり、民族衣装を着たり、クイズに参加するなど、楽しく交流しました。また、青少年や大学生などによる国際交流・協力活動の発表や報告会、外国語のおはなし会も行われました。

外国文化・日本文化の紹介と体験
 外国文化の体験では、スコットランドに伝わるキルトのデザイン作りや中国の切り絵体験、中国結び(中国式組み(ひも))体験コーナーを催し、日本伝統文化の体験では、着物の着付けや茶道、いけばな、書道などのコーナーを催しました。 外国人も日本人も、各国の文化を直接体験し、それぞれの素晴らしさに触れました。

世界の料理と民芸品バザー
 国際会議場南側の平和大通り緑地帯では、「ひろしま国際村 世界の屋台」と称し、16団体が世界の様々な料理の屋台を出店しました。 また、「国際協力バザー」会場も11団体が参加し、各国の民芸品などを販売しました。
外国語のおはなし会の様子

日本文化体験(茶道)
 このほか、イベント会場を回ってクイズに答えるとプレゼントがもらえるクイズラリーや、大人から子どもまで異文化体験を楽しめる地球ひろば、クラフト体験をしながら広島市の姉妹・友好都市について学べるコーナー、世界の舞踏や音楽を披露する屋外ステージ、外国人のためのVISA無料相談コーナー、広島市内にある日本語教室を紹介する展示コーナー、世界のコインを寄贈し開発途上国の子どもたちを支援するコーナーなど、各会場は大いに(にぎ)わい、参加者は、国際交流・国際協力について、見識を深めていました。
 また、このイベントには、多くの市民や留学生がボランティアスタッフとして参加し、一緒に盛り上げていただきました。

(国際交流・協力課)

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