広島市は海外の姉妹・友好都市提携6都市ごとに「姉妹・友好都市の日」を設けて、記念イベントを開催しています。
2003年からは、この事業を本財団が市から受託して実施しています。
各イベントの進行役は、広島市が市民に委嘱したヒロシマ・メッセンジャーが務めています。
重慶(じゅうけい)の日
昨年10月21日(土)、広島市留学生会館にて記念イベントを開催しました。
主催―平成29年度重慶の日実行委員会(日本中国友好協会広島支部や本財団など6団体で構成)
重慶市から贈られた菊の展示が来場者を出迎え、その後来場者は、中華菓子の月餅
(げっぺい)と麻花
(マーファー)、ウーロン茶を味わいました。
開会セレモニーでは、実行委員長、広島市長が挨拶され、重慶市長から届いたメッセージを披露しました。
続いて、ヒロシマ・メッセンジャーの李辰瀟
(り しんしょう)さんと劉静
(りゅう せい)さんが重慶市の観光スポットや街の様子、独特の食文化等について写真を使って分かりやすく紹介し、中国語のミニ講座も行いました。
記念ステージでは、日本中国友好協会広島支部の皆さんによる太極拳
(たいきょくけん)が披露され、来場者も一緒に優雅でゆったりとした太極拳の動きを体験しました。
次に、アジア各地にて京劇
(きょうげき)や武術の修行を行ってきた団体、アジアンドラゴンによる中国伝統芸能の変面
(へんめん)と武術演舞、南方獅子舞
(ししまい)が披露され、会場は歓声が沸き大いに盛り上がりました。
イベントの最後には、重慶市等から頂いた品々の抽選会を行いました。
約130人の来場者は、様々な文化の体験を通して、楽しみながら重慶市や中国への理解を深めていました。
ホノルルの日
昨年11月11日(土)、広島駅南口地下イベント広場で記念イベントを開催しました。
主催―平成29年度ホノルルの日実行委員会(広島日米協会や本財団など8団体で構成)
まず、来場者をフレーバーコーヒーとフルーツジュースでお迎えしました。
オープニングは、古典的なフラ「カヒコ」で始まり、その後、実行委員長、広島市副市長、ビデオによりホノルル市長が挨拶されました。
続いて、ヒロシマ・メッセンジャーの畑井淳一
(はたい じゅんいち)さんと本石瑠
(もといし るり)さんが、会場の大型画面に写真を映しながらホノルル市における虹の神話や色の意味、日本文化について紹介しました。
次に、ハワイアンバンドとフラのステージが行われ、本格的な演奏と華やかなフラの演舞により、会場はハワイの南国ムードに包まれました。
最後には、来場者も一緒に全員で「愛するハワイ」を合唱し、ハワイの雰囲気を体感してもらいました。
会場内では、ハワイアングッズの展示販売やリボンレイの制作体験もあり、約500人の市民が、ホノルル市について楽しみながら理解を深めていました。