JICAサロン「余熱の会 ~シニア海外ボランティア@タイ~」
1月27日、広島国際会議場国際交流ラウンジを会場に、JICA中国((独)国際協力機構中国センター)との共催で、平成30年度第3回JICAサロン「余熱の会~シニア海外ボランティア@タイ~」を開催しました。
今回の講師は、2016年から2年半、タイのバンコクにある泰日
(たいにち)
工業大学工学部に赴任した二井田弘男
(にいだ ひろお)
さんです。
講師の二井田さん
泰日工業大学は、タイから日本への元留学生が2007年に設立した大学で、日本型のものづくり教育を導入しています。 学生全員に日本語教育を行い、多くの卒業生が日系企業に就職しています。 この大学で二井田さんは、自身の自動車メーカーでの勤務経験を生かし、「工作機械」という職種で、「ものづくり教育」コースの設置と発展を目指して活動されました。
二井田さんから、写真を交えながら授業風景やキャンパス内の様子などを説明していただき、学生たちが生き生きと学ぶ姿はとても印象的でした。
また、タイの魅力についても話してくださいました。 一番の魅力はやはりタイの人々の人柄で、仏教の「タンブン」(徳を積む)の教えを大切にし、明るく、温厚な人が多いそうです。 5つの世界遺産を有し、豊かな自然にも恵まれたタイの魅力について、実際に二井田さんが訪れた時の写真を見ながら伺いました。 普段あまり見る機会がないタイの地方都市の風景は、興味深いものでした。
そして、もう1つ外せない魅力が食文化です。 日本でおなじみのタイ料理は言うまでもなく、果物やお菓子など、とにかく美味しいものが多かったそうです。
タイは日本でもよく知られた国ですが、今回、二井田さんのお話しを通して、新たなタイの魅力に触れることができました。 また、泰日工業大学のお話から、日本とタイのつながりや友好関係を知り、タイをより身近に感じることができました。
(国際交流・協力課)
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