「通訳ボランティア研修会」の開催
当財団では、日本語での会話が困難な外国人市民を支援するため、通訳ボランティアを登録し、行政機関の窓口や学校等に派遣しています。
この通訳ボランティアを対象に、多文化共生の知識や語学能力の向上等を目的とした研修会を、全3回開催しました。
参加者による意見交換
第1回目、2月23日(土)には、広島市人権啓発課の職員が外国人市民を取り巻く現状や課題、広島市の多文化共生の取り組みについて、当財団職員が通訳ボランティア派遣制度の概略について説明しました。 続いて、平成30年度の活動経験者3人が、自身の活動体験などを発表しました。
第2回目、3月2日(土)には、地域国際化推進アドバイザーでRASCコミュニティ通訳支援センターの西村明夫
(にしむら あきお)
代表に、出入国管理及び難民認定法の改正に伴う在住外国人を取りまく環境の変化や、コミュニティ通訳として必要な心構えについて講義していただきました。
第3回目、3月9日(土)には、プロの通訳者を講師に招き、英語と中国語のグループに分かれ、語学習得の有効な方法、ロールプレイングなどの語学研修を行いました。
全3回の研修会には延べ104人が参加し、「外国人市民の増加状況がよく分かった。」「在留資格、技能実習制度の解説が参考になった。」などの感想が寄せられ、今後の活動に役立つ研修会となりました。
(国際交流・協力課)
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