3月19日(金)に観光事業者向け研修会「ヒロシマ・ガイド」を開催しました。
核兵器の廃絶と世界恒久平和の実現を願う“ヒロシマの心”を、より多くの来広者に、正しく、分かりやすく伝えていただくことを目的とした当研修会は、毎年、観光タクシードライバーや旅行代理店等の観光事業者向けに開催しています。
今回は44人の参加がありました。
藤井幸惠(ふじい さちえ)講師の平和学習講座に聴き入る参加者
平和学習に役立つ資料の貸出と各種講話プログラムについて事務局から紹介した後、参加者は講話プログラムの一つである「平和学習講座」を受講し、原爆被害の実相等をわかりやすく伝える際のポイントを学びました。
最後に原爆死没者追悼平和祈念館を訪れ、同館の事業の一つである「被爆体験記朗読会」に参加しました。
参加者からは「コロナ禍が収束した後に観光客の方々に正確なご案内ができるように、今後も知識を身につけていきたい」との声が寄せられ、今後の案内に向けた貴重な学習の場となりました。
(平和記念資料館 啓発課)