広島市は、海外に6つある姉妹・友好都市ごとに「姉妹・友好都市の日」を設けて記念イベントを開催しています。
5月29日(日)、基町クレド1階ふれあい広場で、令和4年度ハノーバーの日実行委員会(広島ハノーバー友好協会や本財団など8団体で構成)の主催により、「ハノーバーの日」記念イベントを開催しました。
新型コロナウィルス感染症拡大により、この2年は開催できなかったため、3年ぶりの開催となりました。
初めての屋外での開催で雨が心配されましたが、天気は快晴で、イベントの進行役は公募等で選ばれたヒロシマ・メッセンジャーが務めました。
体験・展示コーナーでは、ハノーバーと交流の深い上田宗箇
(うえだ そうこ)流茶道の体験が行われ、多くの人が伝統あるお茶を楽しみました。
また、ハノーバーからやってきた七人乗りの珍しい自転車「カンファレンスバイク」の展示では、子どもを中心に記念写真を撮って楽しんでいました。
ステージイベントは、まずドイツ音楽コンサートを行い、ヴァイオリンの上野眞樹
(うえの まさき)さん、クラリネットの奥尚恵
(おく なおえ)さんが、ドイツにゆかりのある曲を演奏し、オープニングを飾りました。
続いて記念セレモニーを行い、主催者等のあいさつを行い、ハノーバー市長から届いたビデオメッセージを大型ビジョンで紹介しました。
その後、広島国際青少年協会及び広島ハノーバー友好協会が、50年に渡り青少年交流を積み重ねてきた広島とハノーバーの、姉妹都市提携の契機となった各種記録を、大型ビジョンを使用して映像で紹介しました。
ドイツ音楽コンサート ヴィオラの演奏
(沖田孝司さん)
その後、ドイツ音楽コンサート第二部として、オーボエの上田愛彦
(うえだ よしひこ)さんとピアノの荒谷心里
(あらたに しんり)さんが、軽快なトークを交え、ドイツ音楽、民謡などを演奏し、来場者を魅了しました。
続いて、ヒロシマ・メッセンジャーの白井祐壮
(しらい ひろあき)さん、城石葉子
(しろいし ようこ)さんが、ハノーバーと日本の暮らしの違いなどを、大型ビジョンを使用して紹介し、ハノーバーに関する簡単なクイズを行い来場者と交流を行いました。
最後に、ドイツ音楽コンサート第三部として、ヴィオラの沖田孝司
(おきた たかし)さんとピアノの沖田千春
(ちはる)さんが、馴染みのある曲を中心とした演奏で来場者を魅了し、プログラムは終了となりました。
ドイツ音楽コンサート ヴィオラの演奏
(沖田孝司さん)
約150人の来場者は、多彩なプログラムを通して、楽しくハノーバーやドイツの文化に触れ、より身近に感じることができました。
(国際市民交流課)