国立広島原爆死没者追悼平和祈念館では、原爆死没者のお名前と遺影(写真)、被爆体験記を収集・公開し、被爆者の「こころとことば」によって、被爆の実相を伝え、平和を訴えています。
平和記念公園内の原爆死没者慰霊碑に奉納されている原爆死没者名簿の奉名数が令和3年8月6日現在で328,929人であることに対し、当館に原爆死没者のお名前と遺影(写真)をお寄せいただいている数は、令和3年度末で、25,192人にとどまっています。
原爆で多くの人が亡くなった事実を伝えるため、ご協力をお願いいたします。
亡くなられた時期や被爆者健康手帳の有無も問いません。
写真の返却をご希望の場合は、複製して原本をお返しいたします。
ご遺影の登録とあわせて、ご家族とご一緒の写真もお寄せいただけます。
被爆体験記は、ご本人が自身の体験について執筆したものだけでなく、被爆体験に関する手記・日記・書簡や被爆者のご遺族などが書かれた追悼記も含みます。
また、「被爆の記憶を体験記にして残したいけれど、自分ひとりでは文章にまとめられない」という方のために、被爆体験を被爆体験記にまとめるお手伝いもしています。
お話しを聞かせていただければ、当館が文章に書き起こし、被爆体験記を作成します。
お寄せいただいたお名前と遺影(写真)、被爆体験記等は永久保存するとともに、当館で公開し、後世に伝えさせていただきます。
皆さまのご協力をお願いいたします。