「8月6日の空」
作者 切明千枝子(きりあけ ちえこ)さん
ヒロシマを生き残った中学生たちには、亡くなった友達に対する後ろめたさのようなものがあります。
それは、街を歩いているとき、愛する人と手をつないでいるとき、子や孫の成長を目にしたとき、親の老いを感じたとき、ふっとあの日のことがよみがえってくるからです。
また、慰霊碑は、亡くなった友達に再会できる場所となっています。
今回の企画展では、遺品や絵、日記による記録、被爆者の映像による証言など様々な媒体を通して、少年少女の生死を分けた状況や、生き残った生徒の苦しみや負い目、そして友を思う鎮魂の願いを紹介します。
子ども達にも分かりやすい展示となっていますので、是非ご覧ください。
(展示構成)
■ ともだちとの日々
■ 生死をわけて
■ 生き残って
【お問い合わせ】
平和記念資料館 学芸課
TEL(082)241-4004