和文機関紙「平和文化」No.221, 令和7年10月号

国立広島原爆死没者追悼平和祈念館 被爆80年特別企画展「爆心3キロ圏の人々 -爆体験記が伝える あの時-」を開催しました

 8月の一ヵ月間、特別企画展を開催しました。 爆心地からの距離別(爆心地、1km、2km、3km)に原爆の熱線、爆風、放射線の威力とその被害を紹介。 祈念館所蔵の被爆体験記の抜粋と共に、写真や原爆の絵のパネル、被爆した衣服等の資料を展示しました。 また、NHK広島放送局の協力により、兒玉光雄(こだま みつお)さんの被爆体験VRゴーグル(日英)を設置しました。 兒玉さんの体験記や、兒玉さんが被爆した県立広島第一中学校の焼け跡を写した写真パネル等の展示と併せて、より多様な形で被爆の実相に触れていただけたと考えています。 期間中の入館者数は56,856人を超え、多くの方にご来館いただきました。
展示風景

展示風景

(原爆死没者追悼平和祈念館)
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