広島市に住んでいる外国人市民の方々に、災害や防災について関心を持ち、正しい知識を身に付けてもらうための防災研修を2回実施しました。
第1回は12月7日に古田
(ふるた)公民館(西区)で実施し、外国人市民10人と日本人市民20人が参加しました。
この研修では、ゲームやスポーツを通じて交流しながら楽しく災害や防災について学んでもらうため、非常食パンを使ったパン食い競争や、身近な日用品がいざという時に防災用品になることを学ぶ防災借り物競争等を行い、日本人・外国人混合チームで、景品獲得を目指して競い合い、大変盛り上がりました。
「災害時にどのように自分で自分を守るか勉強になった。」という声が聞かれ、災害時の行動について知識を深めることができました。
第2回は2月28日に広島市総合防災センター(安佐北
(あさきた)区)で実施し、外国人市民34人が参加しました。
この研修では、より多くの外国人市民の方に災害や防災について関心を持っていただくため、災害の疑似体験ができるカリキュラムを実施しました。
南海トラフ巨大地震が発生した場合に広島市で起こると想定される「震度6弱」の地震体験や、近年広島市でも頻発する豪雨の体験、建物内で火災が発生した際の避難方法を学ぶ煙中体験を行い、参加者からは「普段できない体験ができ、(災害を学ぶ上で)とてもためになった。」という声が多く上がりました。
広島市には、約2万5千人の外国人市民が暮らしており、日本で起こり得る災害に関する知識や防災力を高める機会が求められています。
また、地域においては、災害時に助け合える、顔見知りの関係づくりを平時から意識しなければなりません。
当財団では、外国人市民との様々な交流事業や防災研修を通して、災害時に誰一人取り残さないための、多文化共生に向けた取組をこれからも続けていきます。
(国際市民交流課)