整理・体系化し、学問として普遍性を持たせた「広島・長崎講座」の開設・普及に取り組んでいます。
本財団は、平成30年3月から6月の間、次の3大学が広島で実施した平和学習に際し、プログラムの支援を行いました。
国際基督教大学
3月7日(水)から9日(金)の間、米国に本部を置くロータリー財団により選抜され、同大学の修士課程で平和研究を専攻する留学生8人と教職員2人が平和学習を行いました。
この取組による同大学の留学生の訪問は今回で16回目です。
一行は、平和記念公園や平和記念資料館の見学、小倉桂子さんによる被爆体験証言の聴講、原爆死没者追悼平和祈念館の見学等を通して被爆の実相を学んだ他、特定非営利活動法人ANT-Hiroshimaの渡部朋子理事長、広島市立大学の湯浅正恵教授による講義の聴講、国連訓練調査研究所(ユニタール)広島事務所の訪問等を通して、核兵器や世界恒久平和についての認識を深めました。
カールトン大学(米国)
4月18日(水)及び20日(金)、学生18人と教員2人が同大学3回目となる平和学習を行いました。
平和記念公園や平和記念資料館の見学、小倉さんによる被爆体験証言の聴講を通して被爆の実相を学んだ他、広島市立大学広島平和研究所のロバート・ジェイコブズ教授の講義を聴講し、核兵器開発から現在に至る歴史について学習しました。
インディアナ大学―パデュー大学インディアナポリス校(米国)
6月9日(土)及び10日(日)、学生11人と教員2人が「広島・長崎講座」としては2016年の認定以降2回目となる平和学習を実施しました。
平和記念資料館見学、ピースボランティアによる平和記念公園の碑巡り、小倉さんによる被爆体験証言の聴講、被爆体験記朗読会などを通して、被爆の実相について学びました。
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平和記念資料館の前で (国際基督教大学)
小倉桂子さんと一緒に (カールトン大学)
被爆体験記朗読会 (インディアナ大学―パデュー大学インディアナポリス校)
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