資料展
「ドーム誕生! ―写真と資料で読み解く被爆前のドーム―」 を開催
 平和記念資料館では、広島県物産陳列館の計画から被爆までの歩みを紹介した資料展を、平成30年3月30日から8月末(予定)まで当館東館地下1階で開催しています。
 平成27年に、世界遺産・原爆ドームの前身、広島県物産陳列館の完成100年を記念して、資料展「原爆ドーム 100年の記憶 ―平和への願いをつないで―」を開催し、多くの市民の方に、原爆ドームの歴史について改めて注目し、関心を持っていただきました。
 今回の資料展では、その後、新たに確認された資料や、これまであまり紹介されていない資料を加えて、広島県物産陳列館の建設計画から被爆までの出来事を展示パネル13枚で紹介しています。
 「ドーム、大図解!」のコーナーでは、陳列館の内外の写真を設計図と共に展示し、ドーム建築の様子を分かり易く解説しています。 また、大正4年春の竣工(しゅんこう)時に配られた記念の絵葉書等、初紹介の資料も展示しています。
 来場者からは、 「ドームの前身の建物がチェコ人建築家の設計だったとは初めて知りました」 「こんなに本格的な建築だったとは」 「市民に親しまれていた洋館が、原爆で破壊され、平和を訴える世界遺産になったのですね」 等の感想が寄せられました。
広島県物産陳列館の絵葉書 (大正時代)
(絵葉書資料館提供)

(平和記念資料館 学芸課)

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