各展示会場では、被爆資料のほか、被爆の実相や核兵器の現状を伝える写真パネル、高校生と被爆体験証言者が共同で描いた原爆の絵などを展示しました。
展示に加え、徳島市では笠岡貞江さんが、鳥取市では梶本淑子さんが、市川市では市川被爆者の会が、それぞれ被爆体験講話を行いました。
聴講された方は、被爆体験証言者の一言一言に耳を傾けていました。
来場者からは、「祖父から戦争体験を聞いたことはあるが、幼かった私にはあまり悲惨な話はしなかったようだ。もっと知りたいと興味はあったが、なかなか広島まで足を運べないので地元で展示を見られてありがたい。」「被爆体験を風化させてはいけない、後世に語り継いで戦争の凄惨さを子どもたちにも知ってもらう努力をしなければいけないと思った。」などの感想が寄せられました。
実施の概要
【徳島県徳島市】
(メイン会場)
期間:7月10日(水)~7月30日(火)(休館日を除く・18日間)
場所:徳島県立21世紀館
(サテライト会場)
期間:7月10日(水)~8月7日(水)(29日間)
場所:徳島県戦没者記念館
来場者数(2会場計):8,113人
【鳥取県鳥取市】
期間:8月4日(日)~8月18日(日)(休館日を除く・14日間)
場所:鳥取市歴史博物館
来場者数:1,114人
【千葉県市川市】
期間:8月14日(水)~8月22日(木)(休館日を除く・8日間)
場所:生涯学習センター
来場者数:663人
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展示解説を受ける来場者(徳島市)
被爆体験講話の様子(鳥取市)
被爆体験記朗読会の様子(市川市)
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