和文機関紙「平和文化」No.214, 令和5年12月号

広島平和記念資料館
令和5年度第1回企画展

新着資料展

―令和3年度寄贈資料―

期間  令和5年9月14日(木)~令和6年2月27日(火)
場所  平和記念資料館東館1階 企画展示室

大火傷を負った息子に着せた父親のワイシャツ(個人寄贈)
大火傷を負った息子に着せた父親のワイシャツ(個人寄贈)
 広島平和記念資料館には、現在も被爆者やその遺族の方々などから、大切にしてきた遺品をはじめとする被爆資料、自らの体験を描いた絵、当時の状況を撮影した写真などの資料が寄せられ続けています。
 今回の企画展では、令和3年度(2021年度)に寄贈された744点の資料の中から、150点を紹介しています。
被爆死した妹
被爆死した妹(尾崎稔(おざき みのる)作・寄贈)
 自らの体験を数多くの絵に描いてきたある被爆者の男性は、8歳で被爆死した妹を改めて絵に描きました。 「妹は、なぜ人生8年、なのか!」、絵に書き込まれた言葉には幼い肉親を亡くした無念が滲(じに)み出ています。
被爆死した妹
被爆死した妹(尾崎稔(おざき みのる) 作・寄贈)
 原子爆弾の使用が何をもたらすのか。 ここに紹介する資料は、寄贈された皆さんの思いとともに、私たちに静かに語りかけます。
【お問い合わせ】
 平和記念資料館 学芸課
 TEL(082)241-4004
資料館HP
 
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