アウン・チー・ミィンさん(ミャンマー)
ミャン
マー中央部のマグウェ地方の出身です。
広島市立大学大学院(平和学研究科)で、開発援助を研究しています。
ミャン
マーでは2011年に民政移管が実現しましたが、2021年に
クーデ
ターが起こり軍事政権に戻りました。
私は民政が施行された期間に、ヤンゴンの国立ダゴン大学で国際関係論を専攻しました。
その学びから、民主主義や平和の大切さに気付きました。
このため、広島で「広島ミャン
マーコミュニティ」を立ち上げて、ミャン
マーの文化を伝える活動や、ミャン
マー紛争や民主化を考えるシンポジウムの開催などを行っています。
ミャン
マーでは、市街地を含めた様々な場所が軍の攻撃を受けていますが、現在最前線となっているのは、シャン州など、少数民族が多く居住する州のジャングル地域です。
このジャングル地域を舞台にした映画の上映会を企画し、オンラインで広島市中区の会場と現地を繫
(つな)いだこともあります。
最近の活動では、4月に、南区の法光寺
(ほうこうじ)でミャン
マーの「水かけ祭り」を開催しました。
旧正月の風習で、互いに水をかけあってお祝いします(約300人参加)。
2024年の旧正月も同じく水かけ祭りを企画しますので、みなさん是非来てください。
また、11月には、安芸高田市で開催された「県北国際フェスタ」に出店し、ミャン
マー料理を振る舞いました。
広島の方々にミャン
マー文化を知っていただけたと思います。
広島ではミャン
マー人市民が増えてきています。
是非、私たち「広島ミャン
マーコミュニティ」と繋がって、ミャン
マーの文化に親しみながら、平和や民主主義について、一緒に考えを深め、ミャン
マーの平和のために協力してください!