平和記念公園を訪れる外国人に英語で被爆の実相を伝える
ユース
ピースボランティア総勢76名が、9月から本格的に今年度のガイド活動を開始しました。
そのうち、今年度から新たに活動を開始した54名は、5月から7月の間に研修を受け、8月にJICA研修員へ実際にガイドを行った後、9月から平和記念公園を訪れる外国人へのガイド活動に取り組んでいます。
今年度11月までに米国、オーストラリア、インドなど22か国・地域の136人の観光客の方々へのガイドを行いました。
ガイドを受けた外国人観光客の方からは、彼らのガイドに満足したとの多くの前向きな評価をいただいています。
若者たちの熱心な説明を聴き、涙を流す方もおられました。
ガイドを行うユースピースボランティア
ユースピースボランティアの若者たちは、「観光客の視点に立ち、様々な話題に対応できるよう幅広く知識を身に付けたい。」「状況に応じて、自分の言葉で伝えられるようにしたい。」など、それぞれ課題があることも実感しており、今後も、自らのスキルの向上を図るとともに、“ヒロシマの心”を伝える活動を続けていきます。
また、今後も多くの高校生、大学生の皆さんに、
ユース
ピースボランティアに参加していただきたいと思います。
「ポップカルチャーひろしま2023」に平和文化コーナーを出展
10月15日(日)、アニメ、漫画、コスプレ等の若者文化「ポップカル
チャー」を通して「平和は楽しい」というメッ
セージを発信するイベント、「ポップカル
チャーひろしま2023」に、
ユース
ピースボランティアが企画した「平和文化
コーナー」を出展し、国内外の多くの皆さまにご来場いただきました。
このコーナーで初めて折り鶴や書道を体験した外国人の方も多く、担当した
ユース
ピースボランティアは、折り鶴の折り方や書道での筆の使い方を英語で説明しながら交流を図りました。
平和文化コーナーに寄せられた動画や写真による平和へのメッ
セージは、
ユース
ピースボランティアがSNSで発信しました。
日頃は平和記念公園でガイド活動を行っている
ユース
ピースボランティアにとって、ポップカル
チャーを楽しみながらも、多くの方に平和を感じていただける貴重な機会になりました。
平和文化コーナーを企画・運営したユースピースボランティア
平和文化コーナーを企画・運営したユースピースボランティア
(平和市民連帯課)