第2回 留学生と市民とのふれあいサマーコンサート
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8月21日(土)、14時より、広島市留学生会館2階ホールにおいて「第2回留学生と市民とのふれあいサマーコンサート」を開催しました。
前半は安田女子中学・高等学校の管弦楽部(オーケストラ)30名をお招きし、中学・高校生とは思えない素晴らしい演奏を披露していただきました。
留学生にとっては初めて知る楽器も多く、本物の生の音色を聞くよい機会となりました。
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今回は韓国出身の留学生が司会をつとめましたが、それぞれの楽器の名前を知りたいという会場からのリクエストに応え、演奏した中高校生と一緒に各パートの楽器を紹介しました。
慣れない日本語でしたが、ユーモアあふれる進行ぶりに会場全体が温かい雰囲気に包まれました。
アンコール曲は「八木節」でした。
力強いリズムにあわせて手拍子をとりながら、客席とともに司会者も踊るなど、出演者と来場者の皆さんがひとつとなりました。
後半は、エリザベト音楽大学大学院在籍のフィリピン出身の留学生2名がマリンバとファゴットを演奏しました。
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安田女子中学・高等学校管弦楽部の演奏
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曲の合間にマリンバのミニレッスンもありました。
3名の学生にステージに上がってもらい、日本の名曲「さくら さくら」の一小節を一人ずつ演奏してもらいましたが、
初めてにもかかわらず大変上手な演奏だったので、レッスンをした留学生も驚いていました。
やさしく深い音色の楽曲に聴衆の心がいやされました。
このコンサートには、留学生・その他外国人をあわせて11ヵ国20名と、市民のみなさん140名が参加し、楽しい一時をすごしました。
「オーケストラ演奏を間近に聞け、大変迫力があった、留学生と触れ合う機会ができてとても良かった。アットホームな雰囲気の演奏会だった」という声がよせられました。
こうした声に応え、音楽を通じて留学生と市民とのふれあい、親睦の場を提供することを目的とするこのコンサートは、次回も12月に開催の予定です。
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(広島市留学生会館) |
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