被爆体験記朗読会のご案内
被爆者やその家族が記した被爆体験記には、被爆のことを直接知る者のみが書きうる真実や心情が記され、読む者の胸を打ちます。
  国立広島原爆死没者追悼平和祈念館では、こうした体験記や原爆詩を読み語ることによって、幅広い人々と被爆者の記憶や思いを共有し、次の世代へと継承することを目的に、平成17年の春から『被爆体験記朗読会』を開催しています。
  朗読会では、原爆被害の概要を映像で紹介した後、被爆体験記朗読ボランティアによる被爆体験記・原爆詩の朗読を行い、 最後に参加者自らが原爆詩を朗読します。情景を思い描きながら朗読を聴き、また自ら声を出して読むことにより、 被爆の様子が臨場感(りんじょうかん)を持って伝わってきます。 通常は1時間程度のプログラムですが、開催時間や内容については変更することもできます。
  修学旅行や平和学習で平和公園を訪れる小・中学生、高校生を対象に開催するだけでなく、広島市内及び近郊の学校や公民館などでも開催することができます。 また、毎月第3日曜日には午前と午後各1回、だれでも自由に参加できる定期朗読会を祈念館地下1階研修室で開催しています。
  朗読会に参加した方からは「原爆や平和を家族に教えてあげたい。」、 「情景を想像しながら聞くことができ、胸に響いた。涙が出た。」などの感想が寄せられています。
  朗読会の開催に当たっては、朗読ボランティアを無償で派遣しています。 また、自分たちで朗読会を開催するための朗読セットも無料で貸し出ししていますので、お気軽に当館までご連絡ください。
被爆体験記朗読会の様子

(国立広島原爆死没者追悼平和祈念館)

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