和文機関紙「平和文化」No.176, 平成22年10月号

多言語に翻訳した被爆体験記を館内公開しています

 国立広島原爆死没者追悼平和祈念館では、外国人来館者に被爆の実相を伝えるために、収集した被爆体験記を英語、中国語、韓国・朝鮮語に翻訳し、公開してきました。 このたび、被爆者の体験や思いをより多くの国々の人々に理解してもらうために、6編の被爆体験記を従来の3言語にフランス、スペイン、ロシア、ドイツ、ポルトガル、イタリア、タイ語の7言語を加えた10言語に翻訳し、地下1階の体験記閲覧室で公開しています。
 今回翻訳した体験記は、8~31歳のときに被爆した男女6人のもので、被爆前後の生活、被爆時の状況、平和への思いなどが記されています。 幼い2人の娘を失った女性の体験記には、「許して、許して、この親を許して。」と娘への引き裂かれるような思いがつづられています。
 体験記を読んだ方からは、「母国語で読むことで、被爆者の思いをより深く感じられた」という声が寄せられています。

(原爆死没者追悼平和祈念館)

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