「原爆の絵」が完成
被爆体験を絵に描く
本財団は、広島市立基町
(もとまち)
高等学校普通科創造表現コースの協力を得て、平成19年度から、本財団被爆体験証言者とボランティアの生徒が共同し、証言者の記憶に残る光景を描く「原爆の絵」の制作に取り組んでいます。
平成22年度から5人の証言者と11人の生徒が5グループに分かれて制作し、完成した11点の絵画が、今年度、本財団に寄贈されました。
7月4日(月)に、基町高等学校展示ギャラリーで行われた完成披露会には、新井俊一郎
(あらい しゅんいちろう)
さん、笠岡貞江
(かさおか さだえ)
さん、北川建次
(きたがわ けんじ)
さん、國重昌弘
(くにしげ まさひろ)
さん、寺本貴司
(てらもと たかし)
さんの5人の被爆体験証言者と、創造表現コースの生徒11人が出席しました。
制作した生徒からは、「原爆がどれほど恐ろしく、悲しいものであるかということを改めて感じさせられた」「被爆した方だけでなく本当に多くの人々を苦しめる原爆はあってはならないものだ」「単純な恐怖心だけでなく、このような悲劇をくりかえしてはならないという使命感が湧いてきた」「世界が笑顔で溢れるように平和活動をしていきたい」「私たち若い世代が戦争というものを語り継いでいかなければと強く思った」などの感想が寄せられました。 寄贈された「原爆の絵」は、被爆体験をより一層理解してもらうため証言者が被爆体験講話などで活用するとともに、 被爆当時の広島の様子を絵画で残すことにより、原爆被害の実相を後世に継承します。
■ 題名: 消えていった幼い姉妹・・・生きていてほしい
■ 制作者: 中須賀愛美
(なかすか まなみ)
(基町高等学校普通科創造表現コース2年)、新井俊一郎(被爆体験証言者)
■ 題名: 山陽道・松並木の下で出会った幽鬼の群・・・これが人間なのか!
■ 制作者: 西家奈津
(にしいえ なつ)
(基町高等学校普通科創造表現コース2年)、新井俊一郎(被爆体験証言者)
■ 題名: 被爆当日、初めて見た被爆者
■ 制作者: 向田紗希
(むかいだ さき)
(基町高等学校普通科創造表現コース3年)、笠岡貞江(被爆体験証言者)
■ 題名: 港の船の間に浮き沈みする死体
■ 制作者: 西岡優華
(にしおか ゆか)
(基町高等学校普通科創造表現コース3年)、笠岡貞江(被爆体験証言者)
■ 題名: 引き潮に呑まれゆく人々
■ 制作者: 北岡京子
(きたおか きょうこ)
(基町高等学校普通科創造表現コース2年)、北川建次(被爆体験証言者)
■ 題名: 変わり果てた広島の繁華街、新天地
■ 制作者: 山中亜美
(やまなか あみ)
(基町高等学校普通科創造表現コース2年)、北川建次(被爆体験証言者)
■ 題名: 8月6日の空
■ 制作者: 坂本茜
(さかもと あかね)
(基町高等学校普通科創造表現コース2年)、國重昌弘(被爆体験証言者)
■ 題名: 枕木の火
■ 制作者: 三島悠希
(みしま ゆうき)
(基町高等学校普通科創造表現コース2年)、國重昌弘(被爆体験証言者)
■ 題名: 叫び、苦痛、そして怒り
■ 制作者: 野邑遥香
(のむら はるか)
(基町高等学校普通科創造表現コース3年)、國重昌弘(被爆体験証言者)
■ 題名: 黒い雨の中
■ 制作者: 大中もも
(おおなか もも)
(基町高等学校普通科創造表現コース2年)、寺本貴司(被爆体験証言者)
■ 題名: 背負われて
■ 制作者: 児玉紗世
(こだま さよ)
(基町高等学校普通科創造表現コース2年)、寺本貴司(被爆体験証言者)
(平和記念資料館 啓発担当)
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