国立広島原爆死没者追悼平和祈念館の入館者数が、平成23年11月4日(金)、200万人に到達しました。
200万人目の入館者になったのは、観光で広島市を訪れたドイツ人女性イングリッド・ズッケさん(56)です。
岩川和行館長から、記念品として原爆被害を伝える図録や原爆ドーム型カード立て、花束を贈呈しました。
ズッケさんは、「原爆の被害を受けた街がどう変わったか見たいと思い、広島に来ました。
今日は平和記念公園を散策し、原爆ドームを見た後に追悼平和祈念館を訪れました。
追悼平和祈念館は静かな祈りの場所でした」と感想を述べられました。
岩川館長は、「これからもできるだけ多くの方々に、追悼平和祈念館や平和記念資料館にご来館いただきたい。
そして、両館での体験を自分の中だけにとどめておくのではなく、家族や友人など身近な人に伝えていただきたい」とコメントを発表しました。
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200万人目の入館者となったイングリッド・ズッケさん (左から3人目)
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