中国の平和NGOと連携を確認
中国人民平和軍縮協会一行が来広
平成24年3月7日(水)から10日(土)まで、中国人民平和軍縮協会(略称―平縮会(へいしゅくかい))の代表団が広島を訪れました。
  本財団は、アジアと平和交流を図ることを目的に、昭和63年(1988年)度に平縮会と交流を始め、以後相互訪問を行っており、平縮会一行の広島訪問は今回で10回目となります。 平縮会は昭和60年(1985年)に設立された中国の全国的な平和団体で、平成14年(2002年)には国連NGOに登録されています。

陳懐凡(チェン ファイファン) 平縮会副秘書長

王琳(ワン リン) 中国国際交流協会アジア・アフリカ・オセアニア事務所副所長
祖春梅(ズ チュンメイ) 平縮会プログラムマネージャー
崔国忠(サイ グオゾン) 平縮会職員
蒲庄怡(プ ジュアイン) 平縮会職員
  松井一實(かずみ)・広島市長との懇談では、 「被爆の実相に触れ被爆者の体験や平和への思いを共有し、中国の市民の皆様に伝えてほしい。」と述べた松井市長に対し、 団長の陳懐凡(Chen Huaifan)平縮会副秘書長が「広島市民の平和への願いを中国へ持ち帰りたい。」と答えました。
広島平和記念資料館を見学する平縮会一行
  また、一行は本財団の被爆体験証言者である笠岡貞江(かさおか さだえ)さん、梶本淑子(かじもと よしこ)さんとの懇談や、 広島平和記念資料館及び国立広島原爆死没者追悼平和祈念館の見学、市民団体との交流、 平成22年(2010年)度に北京市を訪問し平縮会と交流した広島市民平和友好訪中団団員との懇談などを通じて、 被爆の実相や核兵器廃絶と世界恒久平和の実現を目指す「ヒロシマの願い」を学び、平和問題への認識を深めました。
  本財団からは、「2020ビジョン」の展開や平和市長会議への加盟促進、中国国内での「広島・長崎講座」の開設や原爆展の開催などについて協力を要請しました。

(平和連帯推進課)

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