留学生のための防犯セミナー及び在留資格説明会
この春、広島市留学生会館には新たに10か国29人の外国人留学生が入居しました。
  会館では留学生の生活支援事業として、防犯と在留資格について理解を深めるセミナー・説明会を平成24年4月22日(日)に開催しました。
  防犯セミナーでは広島東警察署の担当者から日本の交通ルールについて説明を聞き、 留学生の多くが利用する自転車の事故防止や事故対応について、運転の実演により分かりやすい説明を受けました。
  また、盗難、ひったくり、痴漢の防止策と対処方法についても学び、 外国人登録証やパスポートの携帯義務を含め、警察官から職務質問を受ける際の注意事項も聞きました。
  最後に、非常時の護身術(ごしんじゅつ)についても学びました。 署員の実演の後、2人1組になった留学生は、初めての経験に戸惑いながらも基本的な護身動作を確認しあいました。
道着の警部補による護身術の指導
  留学生は、「日本は安全な国」という思い込みを改め、自身で身を守ることの重要性を認識しました。

  防犯セミナーの後は特定非営利活動法人ビザサポートセンター広島の長尾理枝(ながお りえ)さん(行政書士)から、 外国人登録制度に代わり本年7月から新たにスタートした在留管理制度を中心に説明を受けました。
  11か国38人の参加者からは、「日常生活で役に立つ知識を勉強できて大変良かった。」 「初めて日本に来たので、大変良い機会だった。」という声が多く寄せられました。


(広島市留学生会館)

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