国連軍縮フェローズの受け入れ
軍縮の専門家を育成する目的で国連が主催する「国連軍縮フェローシップ計画」の研修生(フェローズ)を、9月30日(月)から3日間、広島に受け入れました。
  国連軍縮フェローシップ計画は、国連が昭和54年(1979年)から実施している研修事業であり、昭和58年(1983年)から毎年広島で受け入れを行い、これまでに約800人が来広しています。
  今回は、25か国の若手外交官25人が参加し、30日(月)に広島に到着した後、歓迎レセプションに出席、被爆体験証言者など地元参加者と交流しました。
  翌日、一行は原爆ドームや原爆の子の像の見学、原爆死没者慰霊碑への献花を行うとともに、広島平和記念資料館、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館を訪れたほか、松島(まつしま)圭次郎(けいじろう)氏による被爆体験証言を聴講し、被爆の実相についての理解を深めました。 また、本財団の小溝(こみぞ)泰義(やすよし)理事長から平和首長会議についての説明を受け、説明後には一行と小溝理事長とで核兵器廃絶に向けた取組について熱のこもった質疑応答が行われました。
  フェローズのワン・シャオユウ団長は 「広島で学んだ多くのことは、核兵器廃絶に取り組んでいる我々にとって心の支えとなる。」 と述べ、また、一行からは 「広島の人々のメッセージを必ず帰国後伝える。」、 「プログラムのどのパートもしっかり計画されていた。広島の街も、人も、とても好きになった。」 といった感想が寄せられました。
平和記念資料館について副館長から説明を受けるフェローズ一行

(平和連帯推進課)

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