「この世界の片隅に」
アニメーション版複製原画展を開催
平和記念資料館では、被爆前の街の様子を紹介する資料展を、平成26年7月17日から8月17日まで当館東館地下1階で開催しました。
こうの史代
(ふみよ)
氏による漫画「この世界の片隅に」は、昭和の初めに広島の江波
(えば)
に生まれた女性が、呉
(くれ)
市に嫁ぎ、戦中・戦後の激動期を懸命に生きる姿を描いた作品です。 現在、「魔女の宅急便」(スタジオ・ジブリ)、「アリーテ姫」(STUDIO 4℃)等を担当した片渕須直
(かたぶち すなお)
氏の監督により、アニメーション映画の制作が始まっています。
今回の資料展では、アニメーション映画の製作スタッフによって、被爆前の写真や被爆者の証言を基に緻密
(ちみつ)
に描かれた、中島
(なかじま)
地区を中心とした被爆前の街角のレイアウト原画の複製35枚を展示しました。 来場者からは「住んでいた当時を思い出して懐かしい」「被爆前の公園がこんな繁華街だったとは知らなかった」等の感想が寄せられました。
昭和8年12月 大正屋呉服店(現・レストハウス)/画像提供:こうの史代、双葉社/クロブルエ
(平和記念資料館 啓発課)
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