和文機関紙「平和文化」No.188, 平成27年3月号

被爆体験伝承者による被爆体験伝承講話を4月から始めます

 被爆者の高齢化が進み、被爆体験をお話しされる方が少なくなってきている中、被爆者からその体験や平和への思いを引き継いだ人々がこれを語り継いでいくことが必要です。 このため、広島市では、平成24年度から被爆体験伝承者を養成する取組を行っており、現在、約200人が研修を受講しています。  養成期間は3か年で、平成24年度の応募者のうち、養成課程を修了した51人が4月から活動を開始します。 伝承者となるのは、30代から70代までの「核兵器廃絶と世界恒久平和の実現に向けて力になりたい」、「広島に住んでいる者の責務としてヒロシマを伝えていきたい」などの意欲・熱意を持った方々です。 中には、東京都や関西圏にお住まいの方もいます。  被爆体験伝承講話の概要は次のとおりです。ぜひご活用ください。
  • 講話内容: 伝承者が受け継いだ被爆体験証言者の被爆体験と平和への思い、被爆の実相、伝承者としての平和への思い、など。
    ※ 英語による講話も可
  • 実施場所: 各学校・地域等ご要望に応じます。
  • 講話時間: 約1時間 (時間の調整可)

(平和記念資料館 啓発課)

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