英語で伝えようヒロシマセミナーの実施
広島平和記念資料館では、原爆被害に関する基礎知識を英語で伝える方法について学ぶ「英語で伝えようヒロシマセミナー」を実施しています。
  平成27年5月24日(日)と7月19日(日)に実施した「一般の部」には、海外渡航の予定や、ホームステイなどで外国人を受け入れる機会のある人、また日頃、英語で原爆被害についてどのように伝えたら良いかを学習したい人など、計105人が参加しました。
  両日とも2部構成で実施し、前半部分では、米国出身の英語教員クレィグ・ネヴィットさんが、原爆被害の概要について英語で説明した後、外国人から寄せられる質問に英語で簡潔に答える方法を説明しました。
  後半部分では、第1回は、被爆の実相と広島をアピールする質疑応答を考えるグループワーークを行い、第2回では、平和活動家のスティーブン・リーパーさんが、NPT再検討会議終了後の今後の核兵器をめぐる世界の状況について講演しました。
  また、5月から7月にかけて、留学予定の高校生を対象に同セミナーの「高校生の部」を5回実施し、計101人の生徒に、英語での原爆被害の概要を説明しました。
被爆の実相や、広島についての質疑応答を考える参加者に
アドバイスをする講師のネビット氏
  セミナーの参加者からは「知っていたようで実は知らなかった事実があった」「海外渡航前に英語でプレゼンする練習ができて、よかった」といった感想が寄せられました。

(平和記念資料館 啓発課)

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