沖縄県内3都市で原爆展を開催しました
平和記念資料館では、原爆被害の実相を伝え、核兵器廃絶に向けた国内世論を醸成するため、平成8年度から国内各地の都市で原爆展を開催しています。
本年度は初めて沖縄県内で開催し、糸満
(いとまん)
市、沖縄市、石垣市の3都市合わせて、25,000人以上の来場者がありました。
各展示会場では、被爆資料のほか、被爆の実相や核兵器の現状を伝える写真パネル、市民が描いた原爆の絵の展示等を行いました。 また、糸満市では瀬越睦彦
(せごし むつひこ)
さんが、沖縄市では笠岡貞江
(かさおか さだえ)
さんが、石垣市では植田子
(うえだ のりこ)
さんが、それぞれ被爆体験講話を行いました。 聴講された方は、被爆体験証言者の一言一言に耳を傾けていました。
来場者からは、「原爆のことは遠い感じが、どうしてもする。このような企画展があると、より身近に感じ、現在世界の国々の非核化について議論していることを、より関心を持って見ていかないといけないと思うようになった」、「戦争を起こさないことを世界や後世に伝えていく」などの感想が寄せられました。
実施の概要
【糸満市】
期間 : 7月1日(土)~8月12日(土)(43日間)
場所 : 沖縄県平和祈念資料館企画展示室
来場者数 : 11,527人
【沖縄市】
期間 : 8月16日(水)~8月27日(日)(12日間)
場所 : 沖縄市役所市民ホール
来場者数 : 約12,000人
【石垣市】
期間 : 9月3日(日)~9月15日(金)(13日間)
場所 : 石垣市民会館展示ホール
来場者数 : 1,792人
オープニングセレモニーの様子(糸満市)
笠岡さんの被爆体験を聴く人々(沖縄市)
展示会来場者の様子(石垣市)
(平和記念資料館 啓発課)
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