和文機関紙「平和文化」No.197, 平成30年3月号

「ピースナイター2017」の開催

 8月2日(水)、本財団と生協ひろしま等との共催により、核兵器廃絶と世界恒久平和の実現に向けたメッセージを広島東洋カープ応援の場を活用して発信する「ピースナイター2017」をマツダスタジアムで開催しました。 昨年に続き「継承」をテーマに、
  • 大型ビジョンで松井(まつい)市長や湯﨑(ゆざき)県知事等の平和を願うメッセージを放映したほか、2008年に始まったピースナイター10周年の歩みを紹介しました。
  • 廿日市(はつかいち)市生まれで被爆二世の歌手高橋真梨子(たかはし まりこ)さんが始球式を行いました。
  • 広島東洋カープの監督、選手等がユニフォームにピースワッペンを着けてプレーしました。
  • 5回裏終了時に、入場者が配付されたピースポスターを掲げて、球場全体が平和首長会議のイメージカラーである緑色に染まる中、原爆ドームと同じ高さの地上25メートルに復興の象徴であるカープをイメージした赤色の線「ピースライン25」を作り、平和への願いをアピールしました。 また、グラウンドでは、地元高校生等による「ピースパフォーマンス」が行われました。
 約3万人の方々に参加いただき、多くの方が核兵器廃絶及び世界恒久平和について考える日となりました。
緑色と赤色のピースポスターを用いて原爆ドームと同じ高さに「ピースライン25」を作る観客
緑色と赤色のピースポスターを用いて原爆ドームと同じ高さに「ピースライン25」を作る観客

(国際交流・協力課)

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