和文機関紙「平和文化」No.199, 平成30年11月号

ピースマッチ、ピースアクティビティの開催支援

 広島・長崎の平和記念(祈念)式典から数日後の8月11日(土)、サッカーJ1のリーグ戦、サンフレッチェ広島対V・ファーレン長崎の試合が、「ピースマッチ」として、平和首長会議と本財団等の後援のもと、エディオンスタジアム広島で開催されました。 キャッチコピーは、「One Ball. One World. スポーツができる平和に感謝」です。 試合会場には、約2万人の観客の方々に来場いただきました。
 当日は、会場内外でのピースアクティビティとして、
① 平成30年の広島・長崎の平和宣言と、「原爆の子の像」に寄せられた折り鶴再生紙を使った折り紙を観客に配布し、核兵器廃絶に向けた世論の醸成を図りました。
② 試合開始前に、来場者全員による黙祷(もくとう)、広島市長・長崎市長によるキックインセレモニーを行いました。
③ 広島市立広瀬(ひろせ)小学校の校長を講師に迎え、「被爆樹でつながる、広島・長崎」と題した平和学習を行いました。 長崎の児童を含む小学生約80人とその保護者は、真剣に話に耳を傾けていました。
④ 広島・長崎の被爆の実相と現在の核兵器の状況、そして平和の大切さを伝えるため、「ヒロシマ・ナガサキ原爆写真ポスター」などのブースを出展しました。
⑤ 来場者が平和への感謝・思いをメッセージボードに記入しました。 このメッセージボードを8月17日(金)~31日(金)まで広島市役所市民ロビーに展示し、ピースマッチで発信された「平和への思い」を共有しました。
 サンフレッチェ広島、V・ファーレン長崎、サポーター、協力団体が連携し、多くの方に平和への思いを届けることができました。
試合開始前の平和祈念セレモニーに臨む広島・長崎市長、広島・長崎の被爆者
試合開始前の平和祈念セレモニーに臨む広島・長崎市長、広島・長崎の被爆者

(平和連帯推進課)

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