和文機関紙「平和文化」No.200, 平成31年3月号

シュモーハウスの常設展示を一部リニューアルしました

 今から70年前、米国の平和活動家、フロイド・シュモー氏が日米のボランティアとともに広島へやって来て、原爆で家を失った人たちのために、「広島の家」を建てました。
 「シュモーハウス」は、コミュニティハウスとして建てられた、唯一現存する「広島の家」です。 展示施設として改修し、2012年に広島平和記念資料館附属展示施設として開館しました。
 このたび、シュモー氏が撮影した鮮明なカラー写真や、元住人の方々から寄贈された資料など、新たに寄贈・寄託された資料や収集した資料を追加展示し、平成31年2月22日(金)、内容を一部リニューアルしました。
リニューアルの内容
(1) 写真の追加 22点
 ・ シュモー氏が撮影した鮮明なカラー写真(「江波えばヴィレッジ」の全景図、 建設中の様子、 モデルハウス、 牛田町(うしたまち)のアパートとゲストハウスなど)
 ・ 元住人の方々から寄贈された写真
 ・ 長崎に建てられた住宅の写真など
(2) 説明パネルの更新
 「江波ヴィレッジ」の全体図、「モデルハウス」、牛田町のアパートとゲストハウスの説明などを追加
(3) 展示物の追加 5点
 宛名に「シュモー住宅」と記載された封筒(複製)1点、 建築図面(複製)4点
シュモーハウス(広島平和記念資料館附属展示施設)
 江波二本松1丁目2番43号、入場無料
江波町の「モデルハウス」内部
江波町の「モデルハウス」内部 (シュモー・富子(とみこ)氏寄贈、シュモーに学ぶ会寄託)

(平和記念資料館 学芸課)

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