和文機関紙「平和文化」No.201, 令和元年8月号

「収蔵資料の紹介」コーナーで「ある一家の原爆」を開催しています

展示場所  平和記念資料館 東館1階 企画展示室
展示期間 令和元年5月30日(木)~令和元年12月(予定)
展示資料 手作りの人形など実物資料9点

 「収蔵資料の紹介」コーナーでは、平和記念資料館で収蔵している約2万点の資料の中から、テーマに沿って数点ずつを展示しています。
 1945年(昭和20年)8月6日、一発の原子爆弾により、広島のまちは一瞬にして廃虚(はいきょ)と化しました。 大量の放射線を浴び、体を焼かれ、多くの人々が苦しみながら亡くなりました。
 今回は、原爆で亡くなったある一家の兄妹に焦点を当て、兄妹が生前に使っていた遺品を遺族の言葉とともに紹介します。
「ある一家」木村家の兄妹
(左から、幹代(みきよ)さん、妙子(たえこ)さん、(弟を抱いた)一男(かずお)さん)
遺族の名前は、松野(旧姓:木村)妙子さん。 原爆で兄の一男さんと妹の幹代さんを亡くしました。 妙子さんの脳裏には、2人への想いが刻まれています。
幹代さんが授業で作った人形

(平和記念資料館 学芸課)

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