今年度、本財団は被爆体験証言者34人及び被爆体験伝承者156人を委嘱しました。 令和元年度（2019年度）以降、証言者と伝承者が一堂に会して委嘱式を行うのは3年ぶりで、証言者28人、伝承者64人の出席がありました。
　被爆体験証言者は、修学旅行や平和学習で広島を訪れる団体などに対し、自身の被爆体験や被爆の実相などを語る被爆者の方々です。 平均年齢も85歳を超えましたが、平和への思いを伝えたいと活動しています。
　また、被爆体験伝承者は、証言者の被爆体験や平和への思いを受け継ぎ、伝えていく方々で、広島市が平成24年度（2012年度）から養成を始め、27年度（2015年度）から広島平和記念資料館内外で伝承講話を行っています。