広島市は、海外の6つの都市と姉妹・友好都市提携を行い、交流を行っています。 平成13年（2001年）には各都市に因んだ「姉妹・友好都市の日」を定め、毎年、この日の前後で市民参画型の交流イベントを行い、都市間交流の一層の拡大と友好促進を図っています。 中国・重慶（じゅうけい）の日は、提携調印日及び広島市議会承認の日である10月23日としています。
　今年度は、10月22日（土）に「重慶の日」記念イベントを開催しました。 （主催―令和4年度重慶の日実行委員会）
　新型コロナウイルス感染症拡大の影響により3年ぶりの開催となった今回、会場の広島市留学生会館には約130人の来場者が訪れました。
　会場入り口では、広島市植物公園で大切に育てられている重慶市から贈られた菊の展示が来場者を迎えました。 会場内では、重慶市を紹介するパネル、寄贈品、動物交流の情報等の展示があり、さらに、中国クイズコーナー、中国切り絵と和紙ちぎり絵の体験コーナーが設けられ、多くの方が様々な体験を楽しみました。
　開会セレモニーは、塚田博（つかだ ひろし）実行委員長の挨拶ではじまり、松井一實（まつい かずみ）広島市長のビデオメッセージの放映、胡衡華（フー ヘンファー）重慶市長から届いたメッセージの紹介を行いました。
　その後、ヒロシマ・メッセンジャーの小山世梨奈（こやま せりな）さんが、自らの訪問体験を生かし、重慶市の「食」や名所を多くの現地写真のスライドとともにわかりやすく紹介しました。
　記念ステージでは、広島大学マジック＆ジャグリングサークルによる中国ゴマの華やかなパフォーマンス、特定非営利活動法人虹橋の会の皆さんによる平和の願いを込めた歌の披露、日本中国友好協会広島支部の皆さんによる太極拳（たいきょくけん）が披露され、会場が一体となりました。 メインパフォーマンスでは世界的な二胡（にこ）奏者である趙栄春（ちょう えいしゅん）さんが福政歩（ふくまさ あゆみ）さんのピアノ伴奏とともに素晴らしい演奏を披露し、来場者から多くの感動の声が寄せられました。 その後、中国関連グッズの抽選会を行い閉幕しました。
　来場者に重慶市の情報や魅力を伝え、理解を深めていただく良い機会となりました。