本財団では、平成15年(2003年)から毎年、長崎に原爆が投下された8月9日に、広島から長崎の原爆犠牲者に対して哀悼の意を表し、平和への誓いを新たにする「長崎原爆犠牲者慰霊の会」を開催しています。
広島平和記念資料館東館で開催した慰霊の会には、被爆者や市民など、約60人が参加しました。
本財団の香川剛廣
(かがわ たけひろ)理事長の挨拶に続き、長崎市の平和祈念式典のテレビ中継を視聴し、長崎の上空で原爆が炸裂
(さくれつ)した時刻の午前11時2分には、全員で黙とうを捧
(ささ)げました。
続いて、広島県原爆被害者団体協議会の箕牧智之
(みまき としゆき)理事長が挨拶され、最後に、広島と長崎で二重に被爆された山口彊
(やまぐち つとむ)さんの生涯を描いた紙芝居「ヒロシマ・ナガサキ二重被爆 -山口彊さんの叫び-」を上演しました。
(平和市民連帯課)