和文機関紙「平和文化」No.213, 令和5年9月号

東北地方2都市で国内原爆・平和展を開催

 広島平和記念資料館では、原爆被害の実相を伝え、核兵器廃絶と世界恒久平和の実現に向けた世論の醸成を図ることを目的として、平成8年度(1996年度)から国内各地の都市で原爆・平和展を開催しています。
原爆・平和展会場の様子(山形市)
原爆・平和展会場の様子(山形市)
被爆体験講話の様子(仙台市)
被爆体験講話の様子(仙台市)
 今年度は、東北地方2都市(宮城県仙台市、山形県山形市)において開催し、原爆で犠牲になった方の遺品等の被爆資料、被爆の実相と核兵器の現状を伝える写真パネル、高校生と被爆体験証言者が共同で描いた原爆の絵などを展示しました。 また、開催に併せ、本財団被爆体験証言者である梶本淑子(かじもと よしこ)さんを仙台市に、山瀬潤子(やませ じゅんこ)さんを山形市に派遣し、自身の被爆体験を語っていただきました。
原爆・平和展会場の様子(山形市)
原爆・平和展会場の様子(山形市)
被爆体験講話の様子(仙台市)
被爆体験講話の様子(仙台市)
 来場者からいただいた感想の一部をご紹介します。(原文のまま)
【展示について】
  • 学校の教科書やテレビでしか触れたことがなかったのでこのような近い距離で資料や当時の様子が知れて良かった。(10歳未満)
  • 実際に広島・長崎に行っていろいろもっと見て、学びたいと思った。(10代女性)
  • 被爆された人一人一人に家族や友人がいたことを思うと、とても胸が苦しくなりました。(30代男性)
  • 子どもと一緒に展示を見ることが出来て、一緒に感じる事ができて良かったです。(40代女性)
【展示について】
  • 学校の教科書やテレビでしか触れたことがなかったのでこのような近い距離で資料や当時の様子が知れて良かった。(10歳未満)
  • 実際に広島・長崎に行っていろいろもっと見て、学びたいと思った。(10代女性)
  • 被爆された人一人一人に家族や友人がいたことを思うと、とても胸が苦しくなりました。(30代男性)
  • 子どもと一緒に展示を見ることが出来て、一緒に感じる事ができて良かったです。(40代女性)
実施の概要
【仙台市】
 期間: 7月7日(金)~7月17日(月・祝)(11日間)
 場所: 仙台市戦災復興記念館
 来場者数: 3,473人
【山形市】
 期間: 7月28日(金)~8月9日(水)(13日間)
 場所: 山形市役所1階エントランスホー
 来場者数: 4,084人
(平和祈念資料館 啓発課)
 
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