12月14日(木)、世界銀行東京開発
ラーニングセン
ターが主催する研修のために広島を訪問した各国政府や自治体の関係者等、約60名に
ユース
ピースボランティアがガイド活動を行い、英語で被爆の実相を伝えました。
同センターと協定を締結している広島市が、世界の為政者等に被爆地訪問を求める『迎える平和』の取組の
一環として平和記念公園への来訪を呼び掛けたことから、この度の視察が実現しました。
ユースピースボランティアは、原爆死没者慰霊碑の前で
松井市長が碑文に込められた思いを説明する際に通訳を務めました。
その後、グ
ループに分かれ、視察参加者に平和記念公園のガイドを行いました。
参加者は、
ユースピースボランティアの説明に熱心に耳を傾け、積極的に質問している様子が見られました。
参加者からは、「ガイドで聴いた被爆直後の広島の悲惨な状況と、目の前に見える広島を比べると、惨禍を乗り越えた広島の力強さを感じ、希望を持つことができた。」、「このように若い世代が被爆の実相を伝えようとしている姿に、被爆地広島の平和への思いの強さを感じた。」などのコメントがありました。
この度のガイドは、通常、観光客を対象に行っているガイドとは異なり、被爆からの復興に関する政策やまちづくりに関する質問を受けることが多く、
ユース
ピースボランティアにとって、様々な視点から学びを深めていかなければならないと実感する機会となりました。
(平和市民連帯課)