学校や行政機関などで通訳を行う通訳ボランティア登録者と、災害時に通訳や翻訳などを行う広島市災害通訳等ボランティア登録者を対象とした研修会を今年
2月に開催しました。
この研修は、
一般財団法人自治体国際化協会の地域国際化推進アドバイ
ザー派遣事業を活用して実施しました。
1回目は、地域国際化推進アドバイ
ザーの
飯田奈美子(いいだ なみこ)先生を講師として、「通訳ボランティアとしての心構え・倫理」についての研修を行いました。
コミュニティ通訳とは何か、守秘義務や中立性とはどのようなことかについて考えました。
2回目は地域国際化推進アドバイ
ザーの
吉富志津代(よしとみ しづよ)先生を講師として、「災害時におけるコミュニ
ケーション」についての研修を行いました。
外国から来た方が日本で被災した事例を見ながら、災害が起きたときに助け合うための心構えを学びました。
また、実際に広報された災害情報について検討するグ
ループ
ワークを行いました。
参加者は通訳・翻訳に関する知識や経験に基づいて意見交換する中で、改めて広島市災害通訳等ボランティアとしての自身の役割について考えていました。
(国際市民交流課)