和文機関紙「平和文化」No.215, 令和6年3月号

通訳ボランティア・広島市災害通訳等ボランティア研修会

 学校や行政機関などで通訳を行う通訳ボランティア登録者と、災害時に通訳や翻訳などを行う広島市災害通訳等ボランティア登録者を対象とした研修会を今年2月に開催しました。 この研修は、一般財団法人自治体国際化協会の地域国際化推進アドバイザー派遣事業を活用して実施しました。
 1回目は、地域国際化推進アドバイザー飯田奈美子(いいだ なみこ)先生を講師として、「通訳ボランティアとしての心構え・倫理」についての研修を行いました。 コミュニティ通訳とは何か、守秘義務や中立性とはどのようなことかについて考えました。
2月12日(月・祝)研修会の様子
2月12日(月・祝)研修会の様子
 2回目は地域国際化推進アドバイザー吉富志津代(よしとみ しづよ)先生を講師として、「災害時におけるコミュニケーション」についての研修を行いました。 外国から来た方が日本で被災した事例を見ながら、災害が起きたときに助け合うための心構えを学びました。
 また、実際に広報された災害情報について検討するグルーワークを行いました。 参加者は通訳・翻訳に関する知識や経験に基づいて意見交換する中で、改めて広島市災害通訳等ボランティアとしての自身の役割について考えていました。
2月12日(月・祝)研修会の様子
2月12日(月・祝)研修会の様子
(国際市民交流課)
 
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