令和7年11月16日(日)、広島国際会議場とその南側平和大通り緑地帯を会場に、開催しました。
広島市や近郊で国際交流、国際協力活動をしている67の市民団体や企業が、多文化共生・異文化理解や地球環境・日本文化体験など多彩な事業を催し、約2,200人の外国人や日本人の来場者が、世界各国の文化に触れる一日となりました。
オープニングセレモニー
オープニングセレモニーでは、安田
(やすだ)女子大学文学部書道学科の学生による書道パフォーマンスが披露され、「輪」を、ダイナミックに書き上げ、見学者から大きな拍手が起こりました。
トークショー「丸山ゴンザレス氏に聞く世界のウラオモテ」
ゲストスピーカーに、世界各地を取材されているジャーナリストの丸山
(まるやま)ゴンザレスさんを迎え、ニュースで見るだけではなく現地に行くことの大切さなどの他、情報の発信の仕方、受け取り方などのメッセージをクロストークで深め、300名近い来場者と共に世界の課題を考える時間となりました。
国際交流・協力活動の紹介、相談コーナー
市民団体等活動紹介コーナーでは12団体がブースを設け、それぞれの国際交流・協力活動について紹介しました。
このほかにも、公的団体や市民団体、NGO、大学生、企業などがブースを設け、参加者は興味のあるブースを回り、交流を深めていました。
外国文化・日本文化の紹介と体験
外国文化の体験では、中国の切り絵体験やタイ・カービング製作体験などを催し、日本伝統文化の体験では、着物の着付け、茶道、いけばな、書道のコーナーを催しました。
外国人も日本人も、各国に伝わる文化を興味深く体験していました。
世界の料理と民芸品バザー
国際会議場南側の平和大通り緑地帯では、「ひろしま国際村~世界の屋台」と称し、11団体が世界の様々な料理を販売しました。
また、「国際協力バザー」会場には7団体が参加し、各国の民芸品などを販売しました。
このほか、大人から子どもまで異文化体験を楽しめる「地球ひろば」、広島市の姉妹・友好都市について学べるブース、世界の舞踏や音楽を披露する屋外ステージ、イベント会場を回ってクイズに答えるとプレゼントがもらえるクイズラリーなど、各会場は大いに賑(にぎ)わい、参加者は、多文化共生、国際交流・協力について、理解を深めていました。
(国際市民交流課)