広島市で暮らす外国人住民の方は年々増加し、令和7年9月末には2万4千人を超えています。
彼らと共に地域で生活していくうえで、言葉の壁を感じている方もいるのではないでしょうか。
国際市民交流課では、8月20日、8月27日、9月3日の3日間にわたり、IGL医療福祉専門学校で「やさしい日本語」連続講座を開催しました。
やさしい日本語は、言葉をやさしく言い換えたり、一文の情報量を少なくすることで、わかりやすくした日本語のことです。
阪神淡路大震災をきっかけに、災害情報を「迅速に」「正確に」「簡潔に」外国人被災者に伝えるために提案されました。
第1回目の講座では、公益財団法人ひろしま国際センターの犬飼康弘
(いぬかい やすひろ)さんから、やさしい日本語の概要と使い方について学びました。
そして、第2回、第3回目には、IGL医療福祉専門学校の日本語学科で学ぶ留学生の方々も参加し、やさしい日本語の実践としてアクティビティを行いました。
第2回目は広島大学助教の道法愛
(どうほう まな)さんを講師に招き、LEGOブロックを使って避難所をつくり、やさしい日本語でコミュニケーションをとりながら防災について学びました。
第3回目は、広島平和文化センターの日本語教育総括コーディネーターの橋本優香
(はしもと ゆうか)さんと広島市環境局の職員の方々から、ゲームを通してゴミ出しのルールについて学びました。
防災や地域のルールについては、広島に長く暮らす日本人でも知らないことが多々あり、外国人住民の方と共に、驚きを共有しながら学び合いました。
やさしい日本語を使って助け合いながらコミュニケーションをとり、ゲームを共に楽しむ参加者の様子が印象的でした。
私たちは、一方的に教え、助ける関係性ではなく、互いに働きかけ、地域でともに生きていくお隣さんです。
言葉の壁を感じる方は、やさしい日本語の使い方を学び、外国人の方とコミュニケーションをとってみましょう。
一人ひとりの意識と実践の積み重ねによって「助け合いのまち」がつくられます。
グループで協力しながら、ペットボトルの分別を行いました。
(国際市民交流課)